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2021/06/20

地理~系統地理について~

最後のセンター試験を受けてからあっという間に1年半経ってしまいました。AAの森です。今回は「系統地理」に焦点を当てて話していきます。

 先に結論を出すと、「暗記&連結がカギ」です。

 そもそも地理は、「系統地理」と「地誌」の2つに大きく分類されますが、その中でも系統地理は「世界の気候・地形などの特徴を、地域ごとの区別をせずに見ていくもの」です。ケッペンの気候区分なんかがまさにそうです。一方で地誌は地域ごとに焦点を当てたものです。

 本題の系統地理ですが、先述した「暗記&連結」の「暗記」が来ることが多いです。特に系統地理で真っ先に覚えて欲しいのが「ケッペンの気候区分」です。地誌においても、「この地域の気候って何だっけ?」がヒントになることがあり、メチャクチャ使います。ケッペンに限らず、地形や気候の要因、土の色など、系統地理には問題を解くカギがゴロゴロしています。

要するに、系統地理の知識は、地理の問題を解くときの最初の思考を支えてくれるわけです。これを覚えずに地誌は攻略できません。私は語呂合わせも使いながら暗記をしました。

 最後に、ここまで聞くと「所詮地理も暗記科目か・・・」と考えるかもしれませんが、それは半分正解で半分間違いです。確かに系統地理の知識は暗記が必要ですが、その知識が「連結」すれば一気に地理は楽しくなります。しかしこの「連結」が加速するのは地誌も勉強してからなので、地理の本当の魅力は地誌の時にお話します。系統地理を勉強中の学生諸君、今は何となくでいいので地誌までに世界を大まかに区分できるようにしておきましょう!