こんにちは、AAの前村です。
今回は受験勉強とは関係ないテーマです。
今回のテーマは「Webサイトが表示される仕組み」について書きたいと思います。
皆さん、GoogleのURL欄にURLを打ち込んでからWebサイトが表示されるまでにどのような処理が行われているか知っていますか?
考えた事無いという人も多いと思いますが、この機会にざっくりでいいので理解しましょう。
まずネット上にあるWebサイトというのは「IPアドレス」というもので区別されています。
IPアドレスとは「142.250.76.131」のような数字の羅列です。
でも、こんな数字の羅列はあまり見たことないと思います。
おそらく「google.com」「yahoo.co.jp」「youtube.com」のような英字列の方が馴染みがあると思います。
この「google.com」「youtube.com」というのは「ドメイン」と呼ばれるものです。
ドメインというのはネット上の住所を表すようなもので、同じドメインのものは複数存在しません。
ではIPアドレスは何なのかというと、これもネット上の住所を表すもので同じIPアドレスは複数存在しません。
じゃあ「ドメインだけあればネット上の住所を表してるからIPアドレスいらなくない」と思うかもしれません。
しかし、ドメインはあくまでも人間が分かりやすいように作られたもので、コンピュータはドメインを理解できません。
逆にIPアドレスは人間が見ると意味不明の数字ですが、コンピュータはIPアドレスでないと理解できないんですね。
ここまではIPアドレスとドメインの役割について説明しました。
ではIPアドレスとドメインはどのような関係なのでしょうか?
IPアドレスとドメインは住所を表しているものなので1つのネット上の住所に対して、1つのドメインと1つのIPアドレスがあります。
そこでIPアドレスとドメインを結びつける仕組みが必要になります。
そのIPアドレスとドメインを結ぶ仕組みは「DNS」と呼ばれるものです。
DNSはドメインネームシステムの略で、IPアドレスとドメインを1対1で結ぶ表の役割をしています。
ではここから本題のURLを打ってからWebサイトが表示される流れを説明したいと思います。
皆さん打っているURLは「youtube.com」のようなドメインです。
そこでドメインはコンピュータが理解できないので、コンピュータが理解できるIPアドレスに変換する必要があります。
ドメインを打つとまずは、DNSに問い合わせます。
そこでDNSは問い合わせられたドメインに対応するIPアドレスをユーザーのPCに返します。
そしてそのもらったIPアドレスの住所に問い合わせる事で目的のWebサイトにたどり着くことができます。
これがほんの1秒にも満たない時間で行われます。
これがWebサイトが表示されるまでの仕組みです。
今回説明した流れはかなりざっくりで、本当はもっと複雑です。
しかし、ざっくりでも理解しているのと、全く知識がないのは全然違うので興味がある人は自分で調べてみると良いと思います。