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2021/07/26

生物の勉強法

こんにちは!AAの岩井です。今回は理系科目のなかでも暗記事項の多い生物の勉強法について取り上げていきたいと思います。

暗記事項が多い以上、基本的な単語やその働きについての一問一答問題は取りこぼすことはできません。とはいえ、淡々と単語だけ覚えていくのは、英単語もあるし大変…というのが生物を学ぶ人の思いなのではないでしょうか。そこで、一問一答ではなく記述問題を解くことでまとめて覚えてしまおう!というのが現役時代の自分のやり方でした。

例えばホルモンについて、甲状腺に関連するホルモンと、その伝達を問うような記述問題がよく見られます。この問題を解いて理解することで、関連するホルモンの名前、そのホルモンの役割、作用といった一連の流れをまとめて把握することができます。もちろんこの問題の全てを覚えるには復習が必要ですが、それでも一つ一つ単語を覚えてそこから役割などを覚えていくよりは効率的なはずです。

ただし、もちろん何も知らない状態で記述問題に挑んでも何も分かりません。そこで、基本的知識を身に付けるためのやり方として、教科書をとにかく読むことをお勧めします。なぜ教科書なのかというと、教科書には必要な知識がわかりやすい流れに沿って書いてあることが多いためです。資料集も持っている人が多いと思いますが、あくまで知識を補助する目的で使うと良いと思います。

そして生物の勉強で鬼門になるのは、一単元に一つくらいの割合で存在する計算問題だと思います。しかし、生物の計算問題は種類が少ないため、このグラフが出たらこの計算問題、この表ならこの計算、という形で覚えて解いてしまって良いと思います。例えば生物基礎ならイヌリンから原尿量などを導く問題、生物ならハーディ・ワインベルグの問題等が代表的です。

生物を扱う人は少ないかもしれませんが、非常に奥深い科目なので、理解を深めれば深めるほど、受験における武器になります。勉強法で悩んでいる人は、このブログが役に立てば幸いです。